今月のスタッフより 滅菌の取り組みを紹介します 衛生士:大野
今回は都クリニックでの滅菌の取り組みについてお話します。
1.院内感染とはどういうことでしょう?
病院は病気を治すところです。ところが、病気を治療しに行ったのに別の病気に感染してしまうことです。
2.では、どこから感染したのでしょうか?
それは知らず知らずのうちに医療従事者・医療器具・医療機器など医療現場から感染してしまうことが多いのです。
院内感染を防ぐには、きちんとした対策・滅菌に取り組むことが大切なのです。
次にその対策をご紹介します。
- スタッフの衛生管理の意識を徹底し、手洗いもペーパータオルを使用しています。
- グローブは患者様お一人ずつ交換して、完全滅菌された器具を使用しています。
- 紙コップ、トレイ、エプロン、注射針等は全て使い捨てのものを使用しています。
- 歯を削る器具(ハンドピース)は必ずお一人ずつ交換し、オートクレーブ滅菌をしています。
以上の取り組みを行うには器具類の計画的な準備が必要な為、予約制は不可欠となります。この点を理解していただくことをお願いいたします。

一般の器具用 滅菌器クラスN

ハンドピース用 滅菌器クラスS
9月は羽田朝己先生による首や肩こりの原因にもなると言われ、日常気がつかずに過ごされている方も多いTCH(上下の歯を接触させる癖のこと)のお話です。
次回はとてもためになる内容です。お楽しみにしてください。
羽田朝己
横浜育ちの浜っ子です。
ラグビーで鍛えた素朴・質実剛健タフガイな先生です。