今月のスタッフより デンタルフロスについて
デンタルフロスとは、歯の間の歯垢を清掃する細かい糸のことを言います。習慣がない方にとっては、正直面倒くさい作業かと思います。
しかし、歯科関係者のほとんどが毎日欠かさずデンタルフロスを使用しています。それだけ、必ずやったほうがいいことなのです。
デンタルフロスを使用すると歯垢除去率が約80%までアップします。また、虫歯の90%が歯と歯の間から発生しますのでフロスはかなり有効な補助用具です。
歯周ポケットの2~3mm中まで挿入することによって歯周病予防にとても効果的です。
デンタルフロスの使い方
フロスのWAXあり、なしどっちを使ったらいいの?
<WAXあり>
WAXは滑りをよくする効果がありますので、歯と歯の間に初心者の方でも簡単に通すことができます。
慣れていない人は、WAXなしを無理に使用すると歯肉を切ってしまうことがあるので慎重に使用しましょう。
<WAXなし>
フロスの繊維の中に汚れを取り込む力を持っています。しかし、WAXは水をはじきます。
当然汚れもはじいて絡め取る効果は落ちてしまいます。
デジタルフロスに慣れている方は、WAXなしをお勧めします。
歯科衛生士 山本
さて、1月は鎌田院長よる「2016年の抱負」です。お楽しみに。
患者さんにもスタッフにも優しくて明るい院長先生です。