No13 下呂温泉 グルメ編
県をまたぐ移動が制限される中、岐阜県に特化した安近短シリーズをしばらくお届けいたします。転地療養効果と言う言葉がありますが、大体100km超移動すると気分転換を伴い心身共に良い効果があるようです。
県をまたぐ移動が制限される中、岐阜県に特化した安近短シリーズをしばらくお届けいたします。転地療養効果と言う言葉がありますが、大体100km超移動すると気分転換を伴い心身共に良い効果があるようです。標高が高く空気が薄いとその効果は倍増するそうです。(下呂温泉の標高は約500m)JR鵜沼駅から鈍行(料金は1340円)で約1時間半、特急1時間、下呂温泉こそ安近短の最たる場所だと思います。(距離は約80km)
下呂温泉食事処 山びこ
下呂温泉の風水上の中心地は八幡神社だと言われています。その近くに位置する食事処やまびここそ私の生涯で最も訪問回数の多い食事処です。
10代の頃から通算200回以上の訪問回数を誇り、ほぼ毎年春夏秋冬四季折々訪問しています。
紹介して一緒に訪問したドクター、ナース、友人は数十人ではきかないでしょう。この店を好きになった最大の理由は、季節感です。
京料理のお店も必ず季節感を出すため「走り」「旬」「名残」と言う言葉を用いて季節のものを出しますが、やまびこの場合春:周辺の山々で摘んだ山菜、夏:目の前の飛騨川及び山深い支流で釣った天然の鮎、アマゴ、岩魚秋:近所の山に分け入って採ってきた天然キノコ 冬:近くの山で猟師が仕留めた野生の猪、自然薯ご馳走と言う言葉の定義は今いる場所から走り回って集められる範囲の食材を用いることだそうですが、文字通りのご馳走なのです。
以前はお客さんの9割が旅館から浴衣を着てふらっと入りのんびりお酒を飲みながら季節のものを食べて楽しんでいました。
最近は客層も変わり、普段着でアベックや家族と訪れお酒も飲まず定食だけ食べられる方が逆に9割、私のように浴衣でのんびり飲む客がほとんど見られなくなりました。
1番人気はけいちゃん定食、2番目が飛騨牛朴葉みそ定食らしいですが、私のオススメは唐揚げ定食です。家族全員昔からここの唐揚げの大ファンです。
レストラン SAKURA
ドイツ人シェフの本格手料理と本場のビールが楽しめる店
まだ3年ほど前にできたばかりのドイツ人シェフとその奥さんで切り盛りするレストランです。
スイスを始め北欧・ギリシャ・フランス・ドイツ・中近東・アジアなど世界中で修行したドイツ出身のご主人は見かけによらずシャイな方です。オススメメニューはBBQソース のスペアリブです。
私がこの店を個人的に好きな1番の理由はドイツビール『エアディンガー生ビール』が真っ昼間から飲めることです。
美味い生ビール好きの私にとってこれほどのご褒美はありません。「温泉ビール文庫本」はじめの2点が揃ってしまっています!日本中の生ビールを飲み歩いた挙句、久々の大ヒットビールでした。鈍行列車の日帰りも可能ですので是非呑んでみてください。ただし寝過ごして鵜沼駅で降車できなくても自己責任で。