No21 奥飛騨おすすめ宿
蕪水亭
岐阜県にはブログNo.4で御紹介した湯元長座という全国でも横綱級の佳宿があるため、ここ数十年新規開拓を怠っていましたが、大好きな作家池波正太郎が絶賛したことで以前から気になっていた飛騨古川の蕪水亭を紹介いたします。
率直に申し上げて温泉がないこと以外、部屋も料理も下手をすると湯元長座をしのぐかもしれないと思われたほど素晴らしく、カルチャーショックを受けました。
ちなみに宿泊は1日3組のみ(すべて部屋はスイートルーム)のため、かなり大きなお風呂が常に貸切で使い放題でした。(部屋に綺麗なお風呂も併設されています)
食事は代々ご主人が作るそうで、料理人を雇う必要がないためにコストパフォーマンスが優れており、私が宿泊した羽衣と言う部屋はテラスに出ると景色も素晴らしく、ぜひ家族で再訪したいと思っています。
P.S 朝食に出る朴葉味噌はここが発祥、池波正太郎も好物だったそうです。
松宝苑
前述の湯元長座がある福地温泉の宿で、一番の違いは宿泊料金にあります。
本館1階和室がオススメですが1泊2食で13,000円と料理、温泉、部屋とその内容を考えれば全国でもトップレベルといえます。
男女別の大きな内風呂と露天風呂以外にも無料貸切露天家族風呂が2つあります。
1階は庭に面して山野草が美しく階段の上り下りがないだけでなく露天風呂や食事処にもすぐ行ける利便性もあります。
前述の蕪水亭と同じくご主人自ら包丁を握る他家族経営 によりこのびっくりするようなコストパフォーマンスが生まれたそうです。
少しでも安く泊まりたければ本館2階和室¥12000!
新館の囲炉裏付き民芸調和室は国道に面して夜中結構うるさく、料金も高いので私は泊まったことがありません。
料理は一の膳から三の膳まであり、必ず飛騨牛料理が2品付くそうです。
旅荘 つゆくさ
全国一の露天風呂天国奥飛騨温泉郷で安く素泊まりで泊まる時に利用します。少食の上肉が苦手なため、最近は2食付が辛くなってきていることも確かです。
老人夫婦が営むためホスピタリティーは期待できませんが、建築業を営む息子さんが考えた画期的なシステムにより、老夫婦がほとんどノータッチで宿泊者と接することもなくシステムが完了しています。お金のやり取りはすべてネット上、部屋の鍵はメール上でナンバーが知らされます。無料貸切露天風呂や別に貸切源泉掛け流し内風呂も利用できます。部屋にトイレはありませんが、男女別の清潔なウォシュレットトイレがあります。夕食はすぐ近所にあるやどり木で食べる事が多く、平湯温泉の山中で唯一クラフトビールが飲め塩ラーメンが人気です。
ラーメン酒場やどり木
ひらゆの森
平湯温泉にある超人気激安大型温泉宿兼日帰り露天入浴施設です。昼間から生ビールを呑めるため気にいっていますが、いつも激混みでなかなか予約が取れません。
食事処も焼肉やそば、ラーメンなど観光地の割にリーズナブルで外来客もよく利用しています。