フッ化物(フッ素)を歯に塗布すると歯の表面が虫歯の原因になる酸に溶けにくい性質に変化します。

溶け出した歯のカルシウムを元に戻す「再石灰化」という作用を高めてくれます。

多くの歯磨剤に配合されていますが、そのフッ化物にも多くの種類と特徴がありますのでご紹介します。

フッ化ナトリウム(NaF)

素早く歯の表面で反応して虫歯予防効果を発揮します。

その為、健康な歯の虫歯予防に有効です。

モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)

NaFの3倍以上歯の深いところまで浸透する為初期の虫歯の再石灰化に有効です。

注)ただし、フッ化ナトリウム(NaF)に比べると歯とプラーク(歯垢)へ留まる力が弱い為、プラークをしっかり落とした後に使用すると効果的です。

NaFとMFPが両方配合された歯磨剤もあります。虫歯リスクの高い方に適しています。

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フッ化第一スズ

スズがプラーク中の菌を鎮める作用があります。

磨き残しの多い方に向いています。

注)ただし、スズが歯に沈着すると黒色の着色を生じることがあります。

このように、フッ化配合の歯磨剤にも皆さまのお口の中の状態によって使う物を選ばれると良い場合があります。

また、毎日のフッ化物配合歯磨剤の使用と併せて、3~4ヶ月毎の歯医者での高濃度フッ素塗布をされると更に効果的です。

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今まで気にされずフッ素入り歯磨剤を使用されていた方、虫歯でお悩みの方へ参考になれば幸いです。