Q 先日長女の1才児検診で、歯の噛み合わせが反対と言われました。しばらく様子を見ましょうと言われましたが、何もしなくて良いのでしょうか? 

A

歯のかみ合わせが反対というのを専門用語で反対こう合といいます。治療となると矯正が必要ですが、矯正には本人の自覚と協力が必要なため、通常一歳児では何もしなくて良いというよりできないというのが本音です。

幼児の矯正は、乳歯はどうせ生え変わるから無駄かといえばむしろ逆で、乳歯の歯並びは永久歯に影響があるため、4~5歳でもう一度受診していただき、正確な診断(歯の型をとりレントゲンを撮って分析します)のもとに治療方針、具体的な内容、期間、費用などを主治医とよく相談されると良いでしょう。

現在の技術では特別な場合(高度に進展した歯周病など)を除き、年をとっても矯正は可能ですが、年齢が矯正に決定的に影響を与えるのは、顎の骨の矯正を伴う場合です。

成長期ではヘッドギアという治療器具などを利用して骨の成長のコントロールが可能ですが、成長が完全にストップしてからの骨の矯正には手術(外科矯正)を要するのです。

逆に幼すぎると、せっかく矯正しても成長の影響でまた元通りという場合も考えられます。

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では矯正の最適な時期はといえば、骨も歯も柔軟で動かしやすい乳歯から永久歯に交換する時期、具体的に言うと6~7歳がこれに相当します。